▼便利なミーティングを目指す便利なツーリング
GWって何でしたっけ。私には記憶がありません。
よってこれから改めて「真のゴールデンウィーク」が訪れて然るべきだ。
見せてくれよ、本当の連休ってやつを……。
さて、去る4月28日、
ベンリィ乗りのTonaさん・あんずさんご夫妻が『ベンリィと働くオートバイ』と題して甲府でビジバイ集合系ミーティングを開催されるとのことで、会場までのベンリーツーリングを実施いたしました。
イベントの主旨はこちらからどうぞ。
津久井湖城山公園から甲府までのおよそ100kmのツーリングです。
なお当初は20号が大半の行程でしたが、流れの速さや楽しさ度を考慮し、道志みち多めルートに変更しました。
20号から道志みちをひた走り、さいごは御坂みちを駆け上がって甲斐の国を目指します。
▼津久井湖城山公園で集合!
津久井湖城山公園で集合します。
当社がはじめて開いた便利なイベントは「道の駅どうしでのベンリィミーティング」および「津久井湖城山公園から会場まで40kmほど走るツーリング」でして、今回はそれ以来のツーリングイベント。
同じ道を走り、これまでの3年間のご愛顧に感謝する(個人的には)復刻イベントでもありました。皆勤賞は何人いるかな~~~?
当社の参加車両は1970年生まれ、ベンリイCD125Sです。
集合時間よりかなり早めに着いたので近くのコンビニで休憩していると、参加者であろうK125が通りすぎ、続いてCD125Tが立ち寄られました。
現代では自然発生なしえない光景。ここが理想郷か。
それがおのれの力によるものだと勘違いし、力に溺れるところでしたがすんでのところで踏みとどまりました。ありがとうございます。
現地では前述のK125と、ベンリィ50Sが既に待機中。
素晴らしい光景ですね。気持ちの良い晴天にも恵まれ、良い一日を期待させます。
また今回は(も)マグナ乗りの皆様にお越しいただき、
YBR125KGにEN125(x2)となかなか見ないマグナ(?)をじっくり拝見いたしました。
ついでに慣れているからとツーリングの先導も押し付けお願いしました。本当にありがとうございました。
なお、今回は今後のイベントのPRを兼ねて久々にチラシを頒布しました。
しかしクオリティーが低すぎて恥ずかしくなってきたのでそっとしておいてください。配布されました皆様におかれましては、持っていると恥ずかしい思いをされますので他の人に回してしまいましょう!50枚作成したので、このサイクルを繰り返すと200万日ほどで1億人に告知出来るはずです。
200万日、つまり5476年と256日後に、全ての国民がベンリィなるいにしえのビジバイと出会い、そしてベンリーミーティングは国民的行事となります。待ち遠しいですね。
▼便利なツーリングを実行する
出発は色々あり予定の8時から30分遅延。
前日も各地で様々なイベントがあり、お疲れ模様な方々もいらっしゃるのでゆっくり行きましょう。
■今回の参加車両
・ベンリィ50S
・CD50
・CD90
・CD125S
・CD125K (x2)
・CD125T (x3) +見送り1
・V50A
・YB125E
・YBR125KG
・K125
・EN125 (x2)
この手のイベントですと原付二種がメインになりがちですが、50ccの皆さんにもお越し頂いてありがたい限りでした。ボアアップだの90乗り換えだのと夢を見ながら49ccのベンリーでどこまでも行っていたあの頃を思い出しますね。
実際いま50に乗ると楽しくてしょうがないんですよね。私も次のイベントまでにはCD50を公道復帰させます。
今回はそこそこ距離を走るからでもあったのでしょうが、CD125Tが最大勢力というのもなかなか珍しいものです。甲府現地勢を含めても一番多かった気がします。
片道100キロのツーリング、まずは道志みちをひた走り40キロほどの場所にある「motoAREA 413」さまを目指します。
本日は30度を超える予報、道志みちの山の中でもじんわり汗ばみます。
途中CD125K5が停止しましたがプラグを交換して再始動、峠道を1時間ほど楽しく走り、10時ごろに休憩地点に到達しました。
店内には「ドリームC72」が展示されていました。
写真を見て「んっ?」となった方も多いかと思いますが、こちらはCB125Tの足回りを移植しディスクブレーキ化した車両です。
とてもキレイにされておられますが、どうやら車両入手時はホイールが朽ちていてオリジナルが利用不可で、そこで使ったのがCB92の系譜を継ぐスーパースポーツ、CB125Tの足回り。
C72の本来のスタイルを思い切って弄ったその姿、大変興味深く拝見しました。
※当社来襲の模様はmotoAREA様のブログでも書かれておられましたよ。えへへ。
ひと休みの後は山中湖付近の混雑する道を切り抜け、笛吹市まで国道137号「御坂みち」を登ります。
ここで疑問がひとつ。
長く過酷でトンネルも多い御坂みちを49ccで快適に登れるものなのでしょうか、とミサカは冷静に分析しその無謀さに嘆息します。
でもでも、せっかく来たんだからやってみたいじゃない!登らないなら押せばいいのよ、とミサカはミサカは無理を承知で勢いに任せるのも悪くはないと大胆な提案をしてみたり。
♪~Benly’s noise 響きはじめる ♪~高らかな異音<いおん>の意味
・・・・・・
・・・
だめでした。
ぐんぐん減速するCD50とメイト。
その速度は……20km/hくらいでしたね。いや~これぞ50ccですねぇ~。いいなぁ~。なお乗ってる人は辛かったそうです。
特に、珍奇かつ無謀にも参戦したV50IIIA オートマメイトにミサカは容赦なく襲いかかり、話を聞くと、1速と2速の切り替わりタイミングがシビアで「登ってくれよォ!」というときになかなか1速になってくれなかったりしたそうです。道理でギクシャク走ってんなって感じしてました。
でも50ccでぬわわ㌔目指すより、50ccでその非力さに悶えながらどこまでも走るのが醍醐味なんですよね、ええ。
・・・という変態ばかりでは無いと思いますので、今後のツーリングイベントでは「~49cc」「~124cc」で2チーム編成するようにいたします(マグナ乗りの皆さんから後日フィードバックされたアイデア(感謝))。
結局、御坂みちを登りきるのに一時間半ほど掛かり、甲府に着いたのは12時半ごろでした。
よって100キロでだいたい4時間です。まあ、かなり混んでもいたからこんなものかな。
▼そして迎える甲府での宴
12時半。garage cafe en様到着。
既に会場には10~20台ほどのベンリィがおり、スターは遅れてやってくるとでも言わんばかりの当方を出迎えます。なにさまのつもりだ
現地では、KANSAI BENLYの主催㋵さんや、ベンリィとあらばどこにでも現れる北陸のⒽさんなど各地からベンリィ乗りが集合。SNSでおなじみの方々も、はじめましての方々も、楽しく交流されておられました。
Tonaさんあんずさんのお人柄ですね。
コレダST号。素晴らしいものを見ました。
今回ツーリングからご参加いただいたCD125K。SNSではなく、ネットで当社を見つけてエントリーくださったそうです。本当にありがとうございました!またご参加お待ちしております。
K3だと思っておられましたが、この日車体番号からK4であることがわかりました。CD125もK4・K5と見比べると、様々な違いがあることに気付かされます。
CD125Kの特徴的なヘッドライト。
レンズ自体は一般的なスタンレーの丸型のものなのですが、リムがいい形しているんですよねえ。スズキKの馬蹄ライトを想起させるCDKの異形ライト、好きです。
Ⓗ氏のJA03ことCD125T1ことCD125T最終型をじっくり観察します。
JA03型はブローバイガス還元装置があるほか、キルスイッチがついていたり、キャブレターも負圧式ではなく直引きタイプでキャブヒーターがある(素晴らしいッ!)など、CD125T型と比べ様々な変更点があります。
乗り心地もJA03は鼓動感があるというか、結構違うんだよね。
あやしい人たちが持ち込んだあやしい資料もじっくり手にとって読むことが可能です。
今回はATメイトで来たこちらの㋔氏、ほとんどの回でお越し頂いているのですが未だにベンリィに乗る姿を見ていません。
ただ雑談の中で「やっぱベンリィが好きなんだな~」とぼそっと言っていたのが可愛かったので許されました。皆そうです。
K125でお越しの㋙氏は「K」のマニア。一部年式のKについているというアシストグリップを拝見しました。
なんでも「ヨッコラバー」と呼んでいるとか。
ホンダだとコの字型のステーが付きますが、無い車種に後付けしようとするとスペース的な制約が大きかったりします。このタイプならその心配が無く良さそうですね。丁度こういうの探してたんだ!
そして㋙さんにホンダ脅威のメカニズムを思い知らせるべく、現地ではなぜか「CD50のエアクリ交換チャレンジ」が執り行われました。
スタイリッシュなTボーンフレームの細い車内にエアフィルターをぶち込んだ鬼畜設計、取り外すのも一苦労ですが取付はもっと大変です。この写真では爽やかな笑顔なのですが……ええ……。
というわけで、大変楽しい一日を過ごしました。ナイスベンリィ!
改めまして、主催のTonaさん、あんずさん、ありがとうございました!!!
▼これからの便利な行事のおしらせ
ここからは宣伝です。
7月14日、箱根(森の駅 箱根十国峠)にて、「ベンリーミーティング箱根出張編2 」を開催します。
詳細はこちらの記事を御覧ください。エントリーお待ちしております!エントリーが必要だよ!記事にエントリーフォームあるよ!!そこからエントリー出来るよ!エントリーしてね!!!!!エント(以下略
※7/21に「ベンリーツーリング3」あるかもです。乞うご期待。続報お待ち下さい。